2016年12月5日月曜日

#116 胎盤早期剥離で産まれたはな その11

はなは「胎盤早期剥離」の末に誕生しました。

最初から読みたい方はこちらから→#106

以下前回と同じ内容です。ーーーーーーーーーーーー
胎盤早期剥離の発生頻度は、0.3〜0.9%と決して多くない症例です。
なので、この経験や私が体験した兆候を多くの人に届け、
同じ恐怖を味わう人が一人でも少なくなればと願っています。

現在、妊娠中の方、これから子どもを授かろうと思っている方には
少々不安を与えてしまう表現がありますが、
「怖い」と感じる方はお読みにならないほうが良いかと思います。

もし、お読みいただける方も、ひとつの事例として参考程度に
見て頂ければと幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

前回までのあらすじ〜頭が割れそうに痛いっ!なのに医者が不在〜


本編です↓↓



この時の私ーーー。

まだ死ねない。
まだ死にたくない。
楽しみにしていた子を産んだんだもん。
まだ死にたくないよー!

と、必死に念じていたことだけは記憶にあります。

それくらい、怖かった。
だんだん、夫の声が聞こえなくなっていくし、
返事をしたいのに口が開かない。

ただただ、これまでに感じたことのないような激痛が
私を襲っていました。

次回につづく。

0 件のコメント:

コメントを投稿