2016年10月27日木曜日

#107 胎盤早期剥離で産まれたはな その2

はなは「胎盤早期剥離」の末に誕生しました。

以下前回と同じ内容です。ーーーーーーーーーーーー
胎盤早期剥離の発生頻度は、0.3〜0.9%と決して多くない症例です。
なので、この経験や私が体験した兆候を多くの人に届け、
同じ恐怖を味わう人が一人でも少なくなればと願っています。

現在、妊娠中の方、これから子どもを授かろうと思っている方には
少々不安を与えてしまう表現がありますが、
「怖い」と感じる方はお読みにならないほうが良いかと思います。

もし、お読みいただける方も、ひとつの事例として参考程度に
見て頂ければと幸いです。
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陣痛開始〜病院到着編


気づいたときには陣痛2分間隔。
急いで病院に向かいました。



2コマ目の「血圧高いわね〜」と、サラッと言われていますが、
今となっては、これも兆候だったのだと思います。

それまでの妊婦検査では血圧は高くなく、この時突然150くらいになっていました。
でも、痛いと血圧は上がるようなので、陣痛時には高くなっても
おかしくないため、気づかれにくいのかもしれませんね。

さて、背中痛がひどくなったところで、次回に続きます。

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【胎盤早期剥離】
本来、赤ちゃんが産まれてから自然と剥がれる胎盤が、赤ちゃんが産まれる前に
なんらかの原因で剥がれてしまう病気。
妊娠高血圧症候群や妊娠中毒症、胎盤の衰えや腹部への強い衝撃など
様々な要因によって引き起こされると考えられていますが、
はっきりとした原因は解明されていません。
胎盤が先に剥がれてしまうと、胎児へ酸素が送られなくなってしまい
最悪死産となってしまいます。

胎児の死亡率:30〜50%
母体の死亡率:4〜10%

胎盤早期剥離が判明した場合、超緊急帝王切開となり
胎児を早急にお腹から取り出し、胎児が酸欠状態となることを回避し
母体の出血を止めることを優先します。
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